投稿日:2004-08-07 Sat
何時からか写真集を買うことが楽しみになってしまった。これまで写真を撮ることを20年近く職業としていたが、写真集を買うようになったのはここ3〜4年のことである。ちょうど私が写真作家としての作品撮りを始めた時期とかさなる。それまでは立ち読みですますことが多く買おうとは思わなかった。だが、今では良いと思うと自分のものにしたくなる。そして、自分の家でゆっくりページをめくる時間は何ともいえない幸福な時である。その作家がどのような考えで制作したのかを自分なりに考えるときの楽しさは何とも言えない。最近はアマゾン.comで安く洋書写真集が購入できるということもあるだろう。以前某有名洋書店の店頭でトーマス シュトゥルートのものが¥12.000の値札が付いていて、UAアマゾンで調べたら、日本円で5000円前後で売っていた。当然送料がかかるのではあるが。こちらで買った方が断然安い。このときはTシュトゥルートとAグルスキーのものを二冊買った。たしか?15.000でおつりがきたのを覚えている。
そんなこんなで今日も夕方プレイスMに行き古本の写真集を見ていたら、土田ヒロミ「砂をかぞえる」と鬼海弘雄「王たちの肖像」があり、どちらも昔本屋や、図書館で見たりしていて是非ほしいと思っていた有名な本だ。今回はどちらか一冊にしようとしたが、店主の太田氏は私の気持ちを見透かしたのか「砂を数える」を安くしてあげると言うものだから二冊買ってしまった。言うまでもなくその日の夜は実に幸福な時間を味わった。

