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kazyanai

  • author: kazyanai
  • 東京新宿で、写真事務所を運営しています。普段は雑誌や広告などの撮影をしており、写真作家として都市をテーマとして作品作りをしています。
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    やっぱ教授に軍配
    午前中から自宅で暗室作業の用意、今週月曜に銀座で撮影した4×5のネガのプリントと今まで作品撮りをしてプリントしていない分のプリント。CP32に現像、漂白定着を用意して、液温が35℃になるまで待ち。引伸し機LPL C7454の電源を入れてみた。すると通常使っていたときよりランプが暗い、どうしたのかなと見ているとどんどん暗くなって、しまいには消えてしまった。いろいろ試してみても症状は変わらず、結局引伸し機とコンセントをつなぐ間に電源部というのが入っていてそれが壊れたと判断した。引伸し機が使えないとなると連休明けの納品に間に合わない。メーカーのLPLに電話しても、休みのため誰も出ない。なんとか電源部だけどこかで借りられないかと考えたあげく買った所のヨドバシカメラ新宿本店の暗室用品売り場に電話してみた。ここには展示品のC7454がある。事情を話し、電源部だけ貸してくれないかと聞くと貸すのはかまわないが展示品に付いている物のため、ひょっとすると動かないかもしれないと言う。だめもとで、急いで新宿に向かう。もし使えないようならレンタルラボを探さないといけないな。と思いながら店に着いた。店員に会うと問題なく使えるとのこと。壊れた方の修理が上がるまで貸してくれた。いやいや本当に助かった。ちょっと安心してせっかく新宿西口に出てきたのだから、エプサイトに行く。小檜山賢二氏のMicro Presenceを見た。昆虫標本をデジタルカメラでわずかずつ距離をちがえて数十カット撮影してピントが合っている所だけ合成した作品。巨大プリントの中に精密に描写された昆虫に、自分自身が等身大で同じ世界にいるような錯覚を覚えた。作者の小檜山氏と少し話をすることができた、どうして大きく精密に描写した昆虫写真がこれほど面白いのか訪ねると。「ふだんいつも目にして存在は認識しているけれど、そのものの本当のことはわからないことが多い、それを知ったときほど面白いものはない」と言っていた。なるほどすばらしいお答えと思ったら、この方慶応大学院の教授でした。http://kohiyama.wem.sfc.keio.ac.jp/
    隣のペンタックスではモノクロ心象風景の作品、写真自体は可もなく不可もなく、写真だけ見ているとつながりが見えてきて飽きはしなかったが、一つ一つ下に撮影場所とコメントが入っていたため視線とイメージの流れがそこで止まってしまう。これは必要なのだろうか。工場の写真にわざわざ「パルプ工場の煙突が沢山見える」とかいてあったり「海からの風が雲を走らせた」とか、見ればわかることばの羅列。言葉で説明しなければならない写真には見えなかった。この作家は写真科のある某大学の助教授だそうだ。
    ニコンに寄り帰宅。夕食を食べて暗室作業。


    写真家の日常 | 22:07:20| Trackback(0)| Comments(0)
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