投稿日:2006-01-08 Sun
昨日から嫁さんが子供をつれて実家へ三連休。昨日今日と仕事があったが、今日は早めに帰りDVDを借りて一人優雅に映画鑑賞。
はっきり言ってもうじき三歳になる息子がいると、家で映画など見ることはほぼ不可能、「嫁さん元気で留守がいい」なんちゃって。
三本借りてきた、「亡国のイージス」「血と骨」「ミリオンダラーベイビー」
二本は邦画で、私自身日本の映画など昔はあまり見なかった(男はつらいよ以外)が最近のものは割とおもしろい物があり、期待を裏切られることが少ない。
が、「亡国のイージス」はいただけない、言わずとしれた福井晴敏の原作で、一年ほど前に嫁さんが読んだのを貸してもらって読んだが、その自衛隊内部の緻密さと人物描写にリアル感がありとても感情移入して読むことができておもしろかった。
その小説を、どのように映画にしたのか楽しみにしていたが、評判ほどのことはなくて、この手のミリタリー映画はハリウッドの予算無制限のアクション活劇を見慣れた目には、とても陳腐で悲しく感じた。
こういう映画は、日本人には作れないと思う。
そしてもう一本の邦画は「血と骨」
ビートたけし主演のすさまじいばかりの自己中心的な男の話で、たけしはまさにはまり役、恐ろしいまでの気迫が、画面からほとばしる。
この人は何をやらせても出来てしまう。
天才とはこの人のことかもしれない。
それと、たけし扮する金俊平の妻 鈴木京香の演技も素晴らしい、だんだんと老いていく姿には、あの美人女優がここまでやるのかと思ってしまうほどの悲壮感が感じらる。
あまり後味は良くないが、おもしろい映画だった。
今回見た中での唯一の外国映画「ミリオンダラーベイビー」
クリントイーストウッド監督 主演映画。
アカデミー賞作品だからつまらないわけがなく、良い映画だった。
最近のイーストウッドが監督する作品は、感情に訴える物が多く、昔のアクション物をよく知っている世代(ダーティーハリーシリーズなどよく見た私たちの世代)には、意外に思える。
でも、「バード」も良かったし「許されざる者」「ミステッックリバー」もよかった。
今75才。
年齢がいくほど、濃厚な感情を押し出した映画になっていくように思う。
これからももっとイーストウッドの作る作品を見たいものだ。

