投稿日:2005-08-08 Mon
出光美術館で撮影。帝国劇場と同じビルの9階。皇居を一望できるフロアーには窓に向かい椅子がおいてあり、眺めは高すぎず低すぎず東京のビルと皇居の緑とのコントラストがちょうど良い。お茶なども自由に飲める。もともとは出光興産の創業者である出光佐三が蒐集した美術品を展示公開している。
佐三さんの蒐集癖ってすさまじく、古代中国の壷や書画など、同じような壷がずらりと並び、おかしかったのは中国の陶器のまくらが50以上ガラスケースのなかに真っすぐ並んでいたのは笑えた。
しかし企業が文化活動の支援をするというのは大変なことだと思う。私のいとこの出光に勤めている人間が言っていたが、美術館はお荷物の事業で、社内でも手を引きたがっているそうである。だが私が思うに、企業はもうければ良いというものではない。メセナ活動というものは、たとえ収益が上がらなくてもこれくらいの規模の企業は義務であると思う。
まあこの美術館の場合は、社長の膨大なコレクションの行き場に困り作った感じがしないでも無いが、始まりがどうあれ貴重なものが少しのお金を払えば誰もが見ることができ、すばらしい時間を過ごすことができる。都心のど真ん中にあるが実に落ち着いた気持ちのよい空間だ。先に書いた皇居の一望できる窓からの都市の夕景は特筆もの。
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