投稿日:2005-07-28 Thu
「年鑑 日本の広告写真2006」に2004年に参加したキリンディスティラリーの仕事が掲載された。この年鑑は2年に一度出版されるもので、2004年から2005年の間に出された広告の中から、優秀と思われるもの(その基準は結構あいまいだけど)が掲載される。その中で選ばれたということは、とりあえず嬉しいことで一応広告写真家としては認めてもらえたのかな?と思ったしだい。しかし今回の2006年の年鑑を、以前1986年 1992年の年鑑と比べてみると、やはり広告の中での写真の力というものがものすごく落ちてきているように感じるし、またデザインの中で写真が軽視されているようにも感じる。
当時の景気の良い中で潤沢な予算を使っての広告と今の予算削減の中での制約を受けた中での広告とでは一概に比べることはできないが、合成やCGにたよったデザインがあまりにも多い昨今の広告では一見インパクトはあるが薄っぺらなものしかできない。
まさに先日見たスターウォーズのように、ただの視覚へのこけおどしとしか感じてもらえないのではないだろうか。
15年前の広告写真を見ると伝説となった広告が沢山ある。長い年月が経っても覚えていて、その広告を見ると当時の自分の時間や生活までも思い出してしまう。そんな広告が本当に良い広告と言えるのではないだろうか。
しかし残念ながらそのような広告に、ここ5年近く出会っていない。
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