投稿日:2005-05-07 Sat
ここのところ時間があると、自分の作品の写真集を作っている。パソコンで編集してインクジェットプリンターで出したものを切って製本したものだ。最初は簡単にできると思っていたが始めて見たら、とても手間がかかり、暇を見つけてやってはいるが、一ヶ月近くかかっていたがようやく今日できあがった。う〜ん自己満足?昼食を食べに行ったついでに、プレイスMへ。桑原甲子雄の「東京昭和11年」を買う。以前から欲しかった本。西暦でいうと1936年、昨日買ったエバンスHABANAが1933年だから同じ時代の写真である。70年前の東京下町の浅草周辺を撮影したものである。桑原は東京下町で質屋の長男として生まれ、家業のかたわら東京の町を撮影して歩いた。その視点は散歩しながらの通りがかりの目線で、ページをめくるたびに、いっしょに昭和11年の下町を歩いているような錯覚を感じる。それとこの頃の東京はとにかく子供が多い。作者自身子供を撮ることが好きだったのかもしれないが、写真を見ていると声が聞こえてきそうだ。
巻末には芥川比呂志 池波正太郎 谷川俊太郎 中平卓馬などそうそうたる人たちが東京について文章を寄せている。これも必見であろう。ちなみにプリントは荒木経惟である。
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