投稿日:2005-01-21 Fri
午前中は事務所で商品撮影。午後は新宿パークタワーギャラリ−1で「西新宿定点撮影都市の変貌35年」をみる。1969年から2004年まで西新宿の変化を撮影した作品。大型プロジェクターによる連続投影、1969年高いビルがない町並みが突如京王プラザが一つ現れると後から次々建ち始め、カメラの画角は一緒だが増えるビルによって画面が小さくなってくるように見える、最後は都庁が画面を占拠して終わっている。この35年間は高度経済成長とともに日本の景色も大きく変わった時期であり、まさに資料的価値は計り知れないものがある。今日の日経新聞の文化面にこの仕事のデレクターの中西元男氏の記事が出ている。その後オペラシティーアートギャラリーで森山新宿荒木展を見る。森山大道 荒木経惟の二人展。新宿で2004年の夏の一日に二人で撮り下ろした作品と、これまでの作品の中から新宿をテーマとしたものを全部で800枚展示している。私自身、今更またなんで森山とアラキか、大いなるマンネリと思っているところがあったが。会場に入ってその考えを改めさせられた。写真から発するそのエネルギーはすさまじいものがあり。一気に見せるその力業には感動を覚えた。二階では二人の撮影風景のビデオ上映をしており、それぞれの撮影方法を陰と陽とすると、陰の森山の通り過ぎるがごとくシャッターを切る姿勢は自分の存在を消して撮影に挑んでいるように感じ。陽の荒木の被写体に対して攻撃的な前へ前へ向かう姿勢は、まさに新宿をねじ伏せるがごとき自分の存在をアピールしての撮影方法である。展示にもそれを感じることができた。
新宿という街を二人の作家の作品で対比させて展示する試みは成功したと言えるだろう。おじさんたちまだまだ現役、これから先もっとおもしろいことをしそうな二人である。
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