投稿日:2004-09-29 Wed
保育園に息子を送っていきそれから事務所へ。今日中に納品しないとならない物がありそれの整理。昼には終わり新宿へ行く。あいにく昼前から雨が降ってきて傘を差して出かけた。新宿に出たついでに写真展巡り、photographers'galleryで西村康氏の「An obscure place」を見た。西村氏は以前私が参加していた、ワークショップの講師をしていた。人物路上スナップらしいが、街で声をかけて撮った写真か、それとも勝手にカメラを向けて撮ったのかわからないが撮られている人物から発する緊張感に見ているこちらがとまどう。これはこれで一つの写真表現の一つだろうが、今ひとつなにかが足りない、もっと違った何かを見させてほしかった。コニカミノルタへ。三つある会場のうち二つの会場では若手作家対象のフォトプレミオである。時にはこんな表現方法があるのかとびっくりするような作品が展示される。いつも期待をして見に行く。それからニコンへ、コニカからニコンへは新宿地下道でつながっているため、雨に濡れずに行けて都合が良い。ここでも若手作家の作品が展示されていた。カモマサユキ氏の「civilzed society」作者のコメントは「文明社会において、人々が豊かになったことにより自分以外のことに無関心になっていないか?」と問いかけている。作品は問いかけ通り日本の開発されて豊かになっているとされる場所の写真が多かった。とても良い写真もあるが、展示と構成がいまひとつかみ合ってないように思えた。作者は六本木スタジオのスタジオマンだそうで、私もスタジオ経験者、がんばってもらいたいものだ。それともう一人、丸尾いと氏「Hawaii holoholo life」モノクロのハワイの作品。ハワイというと青い空と海、白い雲、ちょっと単純かもしれないが必ず連想する。しかし丸尾氏の作品にはモノクロのためそのような色が当然視覚的にはない。しかし、私の中でこのモノクロの作品を通して色を感じることが出来た、これは氏の作品のなせる技か、それとも私の中の刷り込まれたハワイ像の先入観からくるのかはわからない。ご本人がいたので話をすることが出来た。1997年から毎年ハワイには通っているそうで、ハワイの強烈な色によってイメージが固定されたくないからモノクロで撮った。とのことだった。なるほど、これら展示している作品がカラーだと想像してみたら、かなりイメージが限定されて普通のハワイの写真になってしまうだろう。丸尾氏は数々の個展を開催しており、福岡を拠点として活躍している。余談であるが、2001年の9.11のテロの二ヶ月後にも訪れたそうで、町の中がものすごく空いていて、物が売れないからなんでもすごく安く買えたそうでとても快適に過ごせたそうである。実は私もちょうどこの時期にハワイに行く予定であったが周りからの勧めで取りやめたこともあり、今更ながら、悔しい思いをした。
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